2012年10月2日火曜日

まだ、まにあうのなら

 11月に行うイベントと同じイベントを、12月8日に埼玉県小川町で開催されます。その主催者の岩崎信子さんの紹介で出会ったのが、この本。
 
 『まだ、まだまにあうのなら』●私の書いたいちばん長い手紙

 二人の子どもの母親である作者が、あることをきっかけに原発の恐ろしさを知り、大きな衝撃を受けました。そのいたたまれない気持ちを、チェルノブイル原発事故の一年後、地勇社の編集部にあてた手紙を冊子にしたものです。

 20年以上前から作者は、「原発はいらない」「いのちを大切にする社会をつくろう」、そうこの冊子の中で強く訴えていました。
 
作者の甘蔗さんや、『聞いてください』の筆者の坂田静子さん他、
多くの母親が、子どもを守ろうとする本能的な思いで、ずっと声にして訴えていてくれた。


 それなのに、私たちは福島原発事故を招いてしまいました。
原発への無関心、「原発安全神話」を謳うマスコミ、いのちよりも経済を優先する国や電力会社
・・・。

  原発だけでなく、アレルギー、食品添加物、農薬など今ある問題の多くが、「金儲け第一」「より便利に、より速く」といった、経済優先の思考がもたらしたものだと思う。

 もういのちを苦しめる価値観、暮らし、社会はもうやめにしたい。


 この冊子は一般書店にはないので、お読みになりたい方は地湧社にてお求めいただくか、早川にお声かけください。


 

 

 
 










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